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失われた歳月　田中文雄　上下

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『失われた歳月　田中文雄　上下』はYahoo!オークション(旧ヤフオク!)でから出品され、336の入札を集めて12月13日 12時 36分に、2,340円で落札されました。決済方法はYahoo!かんたん決済に対応。即決価格は2,340円でした。香川県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはYahoo!かんたん決済、取りナビ(ベータ版)を利用したオークションでした。

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失われた歳月上下　2冊セット

「失われた歳月上」
「失われた歳月下」
田中文雄
各定価: ￥ 3500
皓星社

#田中文雄 #田中_文雄 #本 #歴史／伝記 #ハンセン病 #遺稿集 #差別

表紙に経年劣化による変色がやや見られます。本自体は比較的きれいな状態です。写真にてご確認ください。

長い間、偏見や差別に苦しんでいる人たちがいるハンセン病。患者であった鈴木重雄氏（園名：田中文雄氏）の遺稿をまとめた本。1912年、宮城県唐桑町（現：気仙沼市）に生まれ、その後、一橋大学の前身にあたる東京商科大学予科・学部に進学。1935年、自らがハンセン病に罹患したと認識。エリート学生から一転発病。ハンセン病に対する差別偏見が強烈だった当時、家族や友人に迷惑を掛けるわけにはいかないと考えて失踪、死に場所を求めて流浪の旅に出る。結局は死にきれず、瀬戸内海の長島にある長島愛生園にたどり着き、田中文雄と名乗り、戦時中の長島愛生園において入所者総代を務め、戦後は退所者の社会復帰をサポートする運動で指導的役割を果たした。この遺稿集では、流浪の旅でのさまざまな出来事と感情の変化、戦時中に入所者のリーダーとして入所者の生活を守った記録が特に印象的。書籍編さんに携わった医師が、あとがきで、ハンセン病療養所を保存することの重要性を指摘している。希少本。

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